気になる一人暮らしの食費データですが、
総務省統計局が発表している家計調査によると、
2018年7月〜9月度、一人暮らし・勤労者世帯の食費は【1ヶ月あたり43,661円】とあります。
あくまでも平均値なので、住む地域や、年齢層、男女により違いはあると思いますが、
この数字であれば、節約を行えばあと少しで3万円台に持っていけそうですよね。
『あと少し、食費を節約したい!』そんなあなたに、すぐに始められてオススメの節約術をご紹介します。
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家計の節約術|一人暮らしの食費を3万円台に抑える節約方法
では早速、一人暮らし向けの、食費の節約方法について見ていきましょう。
そもそも「食費」とは?外食費や飲み会の費用も入るの?
スーパーで買った食材や、家で食べるものは食費だと分かりやすいですね。
では外食した分はどうでしょうか、外食費として別の扱いでしょうか。
金額が大きいので、それを入れるか入れないかは大きいのですが、
結論としては、一般的に【外食した分も、食費に加える】必要があります。
ただし、飲み会など、お付き合いや、
対人コミュニケーションを主旨とするようなものは、「交際費」に入ります。
前述の家計調査でも、「食料」の他に「交際費-食料」が設けられていますので、
そこは分けて考えて良いようですね。
節約術のキホン
それでは、具体的な節約術を紹介して行きたいと思います。
節約術のキホン①:カンタンアプリで家計簿をつけて現状を把握
『家計簿をつけたって、手間だけかかって1円も減らないじゃないか』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし【現状を把握する】ことは節約の第一歩です。
ご自身の食費の現状を把握すると、あとどのくらい節約すれば良いのかが見えてきますし、
『今月はもうこれだけ使ったからこれは止めておこう』といったコントロールがしやすくなります。
家計簿関連のアプリはスマートフォンで利用可能なアプリが沢山無料で公開されています。
『家計簿 アプリ』で検索すると無料のアプリが沢山表示されますので気に入った物を使って見て下さいね。
家計簿アプリには、【銀行口座との連携機能】や、【レシート撮影機能】など、
家計簿を続けやすい便利な機能が出ていますので、色々と見比べてみて下さい!
節約術のキホン②:コンビニではなくスーパーで買い物する
本来であれば、キホン②は「自炊しよう」としたいところですが、
お仕事等も忙しい中で、夜遅く帰ってきて一人分だけ作るというのはなかなか難しいことも事実です。
『自炊した方が節約になるのはわかっているけど、それが出来たら苦労しないよ』と
いう声が聞こえてきそうです。
であればせめて、お惣菜を買うにしても、お酒やお菓子などの嗜好品を買うにしても、
コンビニではなく、なるべくスーパーのセール品や、見切り品などを手に取るようにしましょう。
どうしても、今日はコンビニで・・・という日もあるかと思いますが、
そんな時は、プライベートブランドの商品を選ぶと、割安で購入することができます。
プライベートブランド(PB)とは自社のブランド名でメーカーに商品開発をしてもらい
自社商品のブランド名で販売する商品の事です。
特徴として安価である事が多く、商品自体は食品メーカーが開発している物ですから
品質はしっかりしている物が多いです。
例えばセブンイレブンでは「セブンプレミアム」などがPBですね。
イオンだと「TOPVALU-トップバリュ」などスーパーやコンビニ各社で
PBを開発している事が多く、特にスーパーのPB商品は、
商品価値を下げないで値段を安価に抑えている商品が多く大変お勧めです。
特にスーパーのPBはお財布にも優しいので是非利用してみましょう。
節約術のキホン③:冷蔵庫や棚にある食材を把握して無駄にしない!
『冷蔵庫や棚にある食材を把握して無駄にしない!』とはいえお休みの日などを中心に、
余裕のある日はまとめ買いするなどして、自炊をすることもやはり必要です。
そこでポイントとなるのが、【買った食材をきちんと把握しておいて、使い切る】という点です。
これは「もったいない」観点からも重要なことですし、
せっかく節約したくて自炊しているのに、
残った食材が傷んで使えなくなっては本末転倒ですよね。
ただ一人暮らしですと、確かに野菜などが余りやすいので、
便利レシピとして「おひとり鍋」や「具だくさん味噌汁」などを習得しておきましょう。
レシピはクックパッドさん等で検索すると美味しいレシピがたくさん紹介されていますよ!
このような料理は、一品だけで沢山の食材を取り入れることができますし、
日本人のソウルフード的存在で馴染みもあり、作り方もシンプルなので失敗も少ないでしょう。
また、ご飯はまとめて炊いて、一食分ずつラップに包んで冷凍しておけば、
忙しい平日は電子レンジでチンするだけなので便利ですよ。
節約術ステップアップの方法
前章では、節約術のキホンを紹介してきましたが、次は節約術をステップアップして更に節約に努めてみましょう。
節約術ステップアップ①:割安な食材を上手に使う
割安な食材というのはお買い物をしているうちに分かってきますが、
「もやし」などはその代表選手ですね。
また、パスタは割安でお腹にたまりやすい、節約にピッタリな食材と言われています。
しかし、注意点として割安な食材ばかりを使うのはNGです。
例えば、牛肉よりも鶏肉の方が安いですが、牛肉には鉄分が多いなど、
栄養面で優れた部分が沢山ありますので、
そこはお財布と相談しながら適度に取り入れていきましょう。
節約術ステップアップ②:野菜は旬のものを中心に使う
一般的に旬の植栽は割安ですが、割安な食材はいつも同じではありません。
特に野菜には「旬」があり、旬の野菜は数多く出回りますので、比較的安く手に入ります。
さらに旬の野菜は栄養価も高いので一石二鳥、これを買わない手はありませんね。
節約術ステップアップ③:外食の時はクーポンを上手に使おう
外食の時には、可能であればクーポンを使いましょう。
クーポンは、お店で次回の来店用としてもらえるクーポンや、
アプリで見せるクーポン、など色々ありますよね。
特に、【クーポンアプリはスマホ1つで完結するのでとても便利】ということで、
チェーン店を中心に急速に普及してきています。
あなたに合ったアプリをマメにチェックして使えば、コツコツ節約できること間違いなしです。
クーポンのアプリは各レストランやファーストフード店がWEB上で公開している事が多いです。
例えば『マクドナルド クーポン アプリ』で検索するとマクドナルド公式のアプリを入手する事が出来ます。
食費は節約しても、栄養は節約しない!
「食費は節約しても、栄養は節約しない事」は食費を節約していく上で、とても重要なことです。
節約にばかり目が行って、金額だけを見て買い物したり、
外食でも「安くてガッツリ系」ばかりを食べていると、必ず栄養に偏りが出てきます。
優先順位としては、節約よりも栄養の方が上です。
とにかく【色々な食材を食べて栄養をバランス良く摂る】ことを優先しながら、
その上で節約を考えると、身体に無理なく節約を進めていくことができるでしょう。
一人暮らしの食費を3万円台に抑える節約方法まとめ
以上、今回は一人暮らしの方向けの、食費の節約術についてご紹介してきました。
まとめると以下のとおりです。
食費を3万円台に抑える節約方法のまとめ
- 食費は外食費も含めて計算する(ただし交際費は別)
- 便利な機能満載の、家計簿アプリを使って現状を把握する
- お買い物は、コンビニよりスーパーで買う
- 家にある食材を把握して、使い切る
- 割安な食材を上手に使う
- 野菜は旬のものを中心に使う
- 外食の時はクーポンを上手に使う
- 色々な食材を食べて、栄養バランスをとることを忘れずに行う
筆者は一人暮らし時代、食事に無頓着になりすぎて、
健康診断で貧血と出てしまったことがあります。
みなさんはそのようなことにならないよう、
栄養バランスを考えながら、おトクに賢く節約してみて下さいね。
是非、参考にしていただき「一人暮らしの食費の節約」を成功させて下さいね。
最後までご覧いただき有難うございました。
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今日もあなたにきっと良い事がありますように。