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育児ノイローゼ

育児ノイローゼで頭痛がひどい時の対処法

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育児ノイローゼの頭痛の対処法
筆者:精神科専門医 岡田夕子

育児ノイローゼは、産後うつ病というれっきとした病気です。

心の問題ばっかりが起こるのかな?と思われるかもしれませんが、結構「頭痛」を訴えるお母さんたちが多いのです。

育児のことで困り果ててただでさえ「頭が痛い状況」なのに、さらに実際の「頭痛」まで起きてしまったら本当に困りますよね。

今回は、「頭痛」に対しての対処法をお伝えしたいと思います。

ゆり
今回は「育児ノイローゼで頭痛がひどい時の対処法」をご紹介します。
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育児ノイローゼで頭痛がひどい時の対処法

それでは、「育児ノイローゼで頭痛がひどいとき」の対処法について説明します。

育児ノイローゼでなくても「頭痛」がひどいときには役にたつ方法が書いてありますので是非読んでみてください。

気持ちが落ち込んでいるときは、自然と身体が縮こまる

ロダンの「考える人」をご存知でしょうか?

あれは男性の像ですが、足を組んで、頬杖をついたような状況で、猫背で丸まっているのがわかるでしょうか?

育児ノイローゼでもそれと同じことが起きます。

いろいろなことが頭の中を駆け巡って、落ち込んでいってしまうとき、人は猫背になるのです。

もちろん、さらに最近ではスマートフォンを使う人が多いので、自然と首が前に出て、猫背になってしまうことも多いです。

(本当は良くありませんが)眠れない夜にスマートフォンをチラチラとみてしまったり、ということも良くありますよね。

落ち込みすぎてもう何も考えられない」という育児ノイローゼの一番重症のところまでたどり着いてしまった場合でも、やはりこの「考える人」ポーズになりやすいです。

気持ちが落ち込んでいるときは、自然と身体が縮こまってしまうんですよね。

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呼吸が浅くなったり、肩こりが悪化したりすることで頭痛が起きる

身体が自然と縮こまってしまうと、深呼吸がしにくくなります。

深呼吸というのは肺の隅々まで空気を取り込むことを言いますが、身体が縮こまっていると、肺の隅々まで空気が行きにくくなるんですね。

呼吸が浅くなると、気持ちが変に落ち込んだりすることもあるのです。

また、最近便利な抱っこ紐も、お母さんの身体には負担が大きいです。

ベビーカーであれば、押すだけで移動できますが、子どもはお母さんと密着している方が安心感が大きいので、ベビーカーだと泣き出してしまって、抱っこ紐だと落ち着く、というお子さんは多いはずです。

抱っこ紐で子供を前に抱っこするとどうなるかというと、全体的に身体が前に引っ張られることになるのです。

そうすると、さらに猫背が悪化します。

この猫背が続くとどうなるか。肩こりになるんですよね。

それでも育児は待った無しなので、肩が痛くても、気持ちが落ち込んでいても、抱っこ紐での抱っこを多少減らせても、やめることはできないでしょう。

肩こりが悪化しても、頭痛が起こります。

心だけでなく、身体のリラックスを考えよう。身体がリラックスすることで、頭痛が改善する

育児ノイローゼになってしまったら、心のリラックスが必要です。

でも、前項で説明した通り、心のリラックスだけでなく身体のリラックスが必要なのです。

また、心がリラックスできていないと猫背になっていって頭痛が起きるように、心と身体は繋がっているのです。まさに一心同体ということですね。

逆にいうと、身体がリラックスすることで少し心もリラックスできるということも起こります。

まずは、ホテルにあるくらいの高めの枕を用意しましょう。

なければ、座布団やクッションを積み上げていただいて構いません。

枕の真ん中に背中のど真ん中が来るようにして、背伸びをしてください。

以前と胸が開いて呼吸がしやすくなり、深呼吸ができるようになります。

また、ベッドがご自宅にある方は、ベッドの端っこから頭だけ出るぐらいの位置に横になってみてください。

そして、同様に背伸びをします。伸びたら、一歩分上にずり上がります。そして同じように背伸びをします。これを繰り返します。

ベッドがから落ちる寸前までそれを繰り返すと、肩も伸びますし、腰痛にも効果があります。

お風呂に入った後や、起きた時など、簡単な方法なので思いついた時に繰り返してやってみてください。

もし、ストレッチがお好きならばそれをしても効果的です。

頭痛がするからといって首や肩周りだけをマッサージ・ストレッチするのではなく、全身を緩めていくのが大事です。

身体は全てつながっているからです。

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まとめ

今回は、育児ノイローゼで頭痛がひどい時の対処法についてお話ししました。

まとめ

・育児ノイローゼで心が落ち込んでいるときは、身体が自然と縮こまってしまうこと
・抱っこ紐など、お母さんが前かがみにならざるを得ない育児方法が現在の主流であること
・そのどちらも猫背や肩こりにつながること

猫背や肩こりが頭痛の原因となっている場合が多いので、身体をリラックスさせることが大事であることを説明させていただきました。

頭や首だけが痛くても、全身をリラックスすることで頭痛が改善しやすいこともお伝えしました。

いかがでしたか?

困っているお母さんたちの助けに、少しでもなれたら幸いだと思っています。

最後までご覧いただき有難うございました。
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今日もあなたにきっと良い事がありますように。

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