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入社時の健康診断はどこで受診するべき?

更新日:

入社時の健康診断

この記事を読んでいる方は、

会社から内定をもらった方でしょうか?

就職・転職活動中の方でしょうか?

会社の人事担当者の方もいらっしゃるかも

しれません。

 

会社から採用が通知されると、入社時健康診断の

案内が届くことがあります。

 

また、採用選考にエントリーする際に、

健康診断書の提出を求められる場合もあるでしょう。

 

今回は、「入社時の健康診断はどこで受診するべき?

について調べてみました。

ぜひ最後までお読みください。

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入社時の健康診断はどこで受診するべき?

それではまず、入社時の健康診断とは

どういったものなのか、調べてみましょう。

入社時健康診断とは

新卒の方には初耳かもしれませんが、

就職すると、毎年健康診断を受けます。

 

年齢を重ねるごとに診断結果を眺めながら一喜一憂

したり、健康診断に向けて禁酒するなどして

体調を整えたりする人もいます。

 

その中でも内定後や入社前後に受ける最初の

健康診断のことを入社時健康診断と呼び、

基本的には会社の費用負担で受けることができます。

また、会社側からは雇入時健康診断と

呼ばれています。

 

この入社時健康診断には、1人1万円前後の費用が

かかっています。

そんな高額な経費をかけて入社時健康診断を

実施するのはなぜなのか?

 

それは、法律で決められているからです。

 

厚生労働省が定めた「労働安全衛生規則」では、

「常時使用する労働者」の入社時健康診断の実施と

その費用負担を会社に義務付けています。

(労働安全衛生規則 第43条より)

 

ここでいう「常時使用する労働者」とは、

労働時間が週30時間以上かつ1年以上の

雇用見込みのある労働者を指します。

 

更に、労働安全衛生規則では、入社時健康診断で

実施する検査項目も定められています。

健康診断項目

・問診、診察

・血圧

・計測(身長、体重、腹囲、BMI、肥満度)

・視力

・聴力

・尿検査(糖・蛋白)

・胸部X線撮影

・心電図検査

・血液検査

(赤血球、血色素量、AST(GOT)、ALT(GPT)、

γ-GT(γ-GTP)、中性脂肪、

HDLコレステロール、LDLコレステロール、

空腹時血糖、ヘモグロビンA1c)

これだけ盛り沢山の健康診断が無料で受けられる

なんて、会社に感謝ですね。

 

ところが一方で、入社時健康診断の費用を自己負担

しなければならない場合もあります。

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入社時健康診断の費用を自己負担する場合とは?

入社時健康診断の実施・費用負担の義務を負う

会社側ですが、入社時健康診断の費用負担を

免れる方法があります。

 

それは、採用選考の必要書類の中に健康診断書を含めるという方法です。

 

労働安全衛生規則では、入社時健康診断を

入社前3ヶ月以内に受け、診断書を会社に提出すれば、

会社は入社時健康診断を省略することができます。

(労働安全衛生規則 第43条より)

 

どこか不公平にも感じますが、

入社時健康診断の費用負担を絶対にしたくない方は

採用選考書類に健康診断書がない会社に応募するのが

一番確実な回避手段といえるでしょう。

 

ちなみに、大学では、学生を対象とした

無料の健康診断を年に一回の頻度で行っています。

応募の3ヶ月以内に健康診断を受診していたら、

その時の診断書を提出することが

できる場合もあります。

健康診断書を捨ててしまった場合などは、

大学の窓口や発券機で再発行することができます。

健康診断費用約1万円に比べれば、

1枚100円~200円程度の手数料を負担するくらい

安いものですよね。

 

続いて、入社時健康診断を受ける場所について

調べていきます。

入社時健康診断はどこで受けるべき?

入社前後、会社負担で入社時健康診断を受ける場合は

会社が指定の医療機関に予約をし、

入社時健康診断を受けるという流れが一般的です。

 

また、会社近くの医療機関に自分で連絡をして

健康診断を受ける場合もあるでしょう。

 

しかし、採用選考に健康診断書を提出する場合など、

健康診断を受ける場所が指定されておらず、

当てもない場合にはどうしたらよいのでしょうか?

 

自分で医療機関を探すのも手間ですよね。

 

最近では、医療機関のホームページなどで

実施している健康診断について紹介していることが

増えてきました。

医療機関によっては、健康診断と診断書作成の

セット価格が設定されている場合もあるほどです。

ちなみに、医療機関などでは「雇入時健康診断」と

よばれています。

「雇入時健康診断 ○○市△△町」などと、

検索エンジンで入社時健康診断を受けたい地域を

併記して検索すれば、簡単に探すことができますよ。

インターネットで見つけられなかった場合は、

医療機関に電話で聞いてみるのが確実です。

 

続いて、入社時健康診断を予約する際の注意点です。

入社時健康診断を予約する際の7つのポイント

さて、何件かの医療機関に目星をつけたら、

次は予約です。

 

入社時健康診断を受けるには、

大抵の場合、予約が必要になります。

 

予約の際には、

確認が必要な7つのポイントがあります。

 

ポイント

会社から健康診断を受ける医療機関を指定されていないか?

会社指定の健康診断書の書式がないか?

その医療機関では健康診断を実施しているか?

医療機関が健康診断を実施できる曜日・時間帯に受診できるか?
 (健康診断を実施できない時間帯がある場合もある)

会社が必要とする検診項目をすべてカバーしているか?
 (小さい病院では全項目を検査できないことがある)

書類選考の締め切りに間に合う日程で健康診断書が発行されるか?

健康診断と診断書発行で合わせて費用はいくらかかるのか?
 (医療機関によって価格が異なるため)

診断書に不備が見つかれば、会社から健康診断の

やり直しを求められる場合もあります。

以上の7つのポイントをよく確認してから

入社時健康診断を予約しましょう。

 

予約当日は、脱ぎ着しやすく身軽な服装で

健康診断を受けましょう。

更に、健康診断を受けた後は、必ず会社宛ての

領収書をもらいましょう。

入社してから会社負担だということがわかり、

返金される場合があります。

 

では、そろそろまとめていきましょう。

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まとめ

今回は、「入社時健康診断はどこで受診するべき?」

というテーマで調べてみました。

要点をまとめると、以下の通りです。

まとめ

入社時健康診断は、会社が実施・費用負担する義務を負っている

採用選考書類に健康診断書が含まれる場合には自費で健康診断を受ける必要がある

入社時健康診断を実施できる医療機関は、インターネットで探すことができる

会社から入社時健康診断の指定書式・指定病院などを示されていないかどうかを確認する

入社時健康診断を予約する際には、会社の指定項目をすべて受診できるかどうか、
 診断書の発行が間に合うかどうかなどをよく確認する

健康診断の際は、必ず会社宛ての領収書をもらう

これで、入社時健康診断を受けるときに困りませんね。

 

最近では、健康診断書のコピーを提出すると保険料が

割引になる保険なども話題になっています。

特に新社会人の方では、まだ保険に加入することなど

考えたこともないと思います。

ぜひ、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?

健康は大事な財産ですので、

日ごろから体調管理には十分気を付けて

新生活をスタートさせてくださいね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が皆さんのお役に立ちますように。

最後までご覧いただき有難うございました。
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