育児ノイローゼを回避するために、「育児の悩みを1人で抱え込まない」「孤立しない」ことは大切なポイントです。
そこで今回は、「育児の悩み・心の悩みを気軽に相談できる電話相談窓口」についてお調べしました。
フリーダイヤルや24時間対応している窓口についてもご紹介していますので、是非活用してみて下さい。

「育児ノイローゼ・子育て」で悩んでいる方、辛い方が相談可能な窓口はたくさんあります。
相談する事で解決に至らずとも解決への筋道を得たり、気持ちを楽にできます。
いま「育児ノイローゼ・子育て」で悩んでいる方は是非参考にしていただき、電話をしてみてくださいね。
コンテンツ
育児ノイローゼ・子育ての電話相談窓口一覧
では早速、相談窓口を順番にご紹介していきましょう。
子育て支援センター等、市町村の電話育児相談窓口
まず最初にご紹介するのは、お住まいの自治体が提供している子育てサポートです。
各自治体や市町村毎に窓口を設置している為、ひとつひとつ電話番号を掲載出来ませんが、以下の例のようにインターネットで調べて見てください。
検索するキーワード例
東京都 子育て 支援 連絡先
上記の様に検索すると以下の様に各自治体の子育て支援を行ってくれる窓口がきっと表示されます。
■検索例
最初におすすめする理由は、【一番あなたの近くにあるサポート】だからです。
例えば緊急性が高い場合には、電話相談の後にスタッフが訪問してくれたり、悩みに合わせた地域サービスを紹介してくれたりといった具合に、あなたに一層寄り添ったサポートを受けることができます。
そして、保健師・助産師・保育士・臨床心理士などの専門の方が対応してくれる事も、安心のポイントですね。
※専門スタッフは予約制となる場合もあります。
「子育て支援センター」は、自治体の育児サポートの中心的な存在ですので、是非利用しましょう。
※名称は各自治体で異なります。
電話する場合は、『今、○ヶ月の赤ちゃんがいて、困っているのでちょっと聞いてもらえませんか?』と話してみます。
電話口ですぐ解決とはならないかもしれませんが、外の人と話すだけで気持ちが軽くなることがありますし、今後に向けての何かの取っかかりになるかもしれません。
それから「保健センター」でも、気になる発達の悩みなどの相談を受け付けてくれる自治体も多いです。
サポート体制は、それぞれの自治体によって様々ですので、赤ちゃんが生まれて出生連絡票を出した時にもらった資料を、改めて見直したりすると案内のパンフレットを渡される事もあるでしょう。
もちろん、育児の悩みである「育児ノイローゼ」についても相談を受けてくれます。
電話相談窓口はきっと、あなたの強い味方になってくれます。
また、自分が育児ノイローゼなの?と分からない方も多いと思います。
その際には以下の記事を参考にまずセルフチェックを行ってみましょう。
こころの健康相談統一ダイヤル
『私は育児ノイローゼかもしれない』『こころの病気かもしれない』と言った方を対象に各都道府県や政令指定都市が、こころの健康に関する電話相談窓口を設けています。
この電話番号は全国統一の電話番号があり、全国どこからでも電話をかければ、かけた場所を担当する「こころの健康相談窓口」につながるようになっています。
こころの健康相談窓口電話番号
〇統一ダイヤル:0570-064-556
〇受付時間:地域により異なります。詳しくはこちらをご覧下さい↓
森永乳業 エンゼル110番
森永乳業の委託を受け、森乳コミュニケーション株式会社が運営するエンゼル110番です。
妊娠中から、就学前までの様々な育児相談を電話で受け付けてくれます。
例えば、体の発達に関する悩み、授乳や離乳食のこと、幼稚園がイヤで大泣き、などの悩みをお持ちの方は相談してみてはいかがでしょうか?
通話料無料のフリーダイヤルになっていますので、気軽に利用可能です。
ポイント
●フリーダイヤル:0800-5555-110
●受付時間:月曜〜土曜 午前10時〜午後2時
(祝日・年末年始はお休み)
明治 赤ちゃん相談室
こちらも赤ちゃん用粉ミルクでおなじみの、株式会社 明治が運営する電話相談窓口です。
「明治 赤ちゃん相談室」の特徴は、【栄養士の資格を持った専任の相談員】が、直接電話口で応対してくれるという点です。
新生児から3歳までの赤ちゃんの、授乳・離乳食・食事にまつわる悩みを、専門家に相談することができます。
また、赤ちゃんだけでなく、ママの妊娠中・そして産前産後の食事のとり方や、栄養面での心配事にも対応してくれますので安心ですね。
明治 赤ちゃん相談室
●電話番号:0570-025-192
●受付時間:月曜〜金曜 午前10時〜午後3時
(毎月第3火曜日と祝日、年末年始はお休み)
子育て・女性健康支援センター
公益社団法人 日本助産師会が運営する「子育て・女性健康支援センター」では、女性の健康支援を目的として、電話相談窓口を設けています。
相談内容は、出産や育児への不安といった、育児に関する悩みだけではなく、女性ならではの婦人科の病気や更年期の症状、それから不妊の問題など、なかなか人には話しづらい内容も聞いてもらうことができます。
女性の長い人生の中での、それぞれのステージで生じるからだの悩みに、幅広く対応してくれるということですね。
「子育て・女性健康支援センター」は全国各地にあり、各支部にて電話相談を受けていただけます。
電話番号や受付時間はこちらをご覧下さい↓
子育てホットライン ママさん110番
社会福祉法人 日本保育協会が運営している電話相談窓口「子育てホットライン ママさん110番」。
日本保育協会とは、保育環境の充実のための活動や、民間保育園の支援を中心に行っている団体です。
こちらの電話相談窓口では、保健師や元保育園長などが、妊娠・出産〜乳幼児までの子育てに関するあらゆるお悩みを聞いてくれます。
ポイント
●電話番号:03-3222-2120
●受付時間:月曜〜金曜 午前10時〜12時、午後1時〜4時(祝日・年末年始はお休み)
(リンク)子育てホットライン ママさん110番(日本保育協会)
よりそいホットライン
一般社団法人社会的包摂サポートセンターが運営する「よりそいホットライン」です。
『どんなひとの、どんな悩みにも寄り添って、一緒に解決する方法を探します』を合言葉に運営されています。
最初に音声ガイダンスが流れますので、相談したいことを選びます。
育児に行き詰まったこころの悩みや、家族のすれ違いなどどんな悩みでも聞いてもらえます。
出典:http://279338.jp/yorisoi/
通話料無料のフリーダイヤルで、24時間対応なのも嬉しいポイントです。
社会的包摂サポートセンター
●フリーダイヤル:0120-279-338
●受付時間:24時間対応
(リンク)よりそいホットライン(社会的包摂サポートセンター)
いのちの電話
あなたがつらい時、自殺をも考えてしまう時、あなたのいのちを守る「いのちの電話」があります。
一般社団法人 日本いのちの電話連盟が、厚生労働省の支援を受けて運営しています。
毎月10日にはフリーダイヤルでの無料相談ができます。
いのちの電話
―フリーダイヤル(毎月10日)―
●フリーダイヤル:0120-783-556
●受付時間:毎月10日 午前8時〜翌日午前8時
―ナビダイヤル―
●電話番号:0570-783-556
●受付時間:午前10時〜午後10時
いのちの電話窓口は全国各地でも運営されています。
電話番号一覧はこちらをご覧下さい。
(リンク)いのちの電話(日本いのちの電話連盟)
子ども医療電話相談#8000
赤ちゃんや小さな子供は体調が急変しやすく、夜中でも待ったなしで対応しなければならないこともあります。
しかし、子供の症状を目の前にしてママもパニックになってしまったり、実際にどうしたら良いのか判断するのが難しい場合もあります。
そんな時に利用できるダイヤルが、【#8000】という電話番号です。
これは、厚生労働省の「子ども医療電話相談事業」の全国統一の短縮ダイヤルです。
看護師・医師など医療のプロが、子供の症状に合わせて、急を要するか否か、受診すべきか否か、何科で受診すべきかといった、適切なアドバイスをしてくれます。
子ども医療電話相談
●電話番号 #8000
●運営時間 19:00~翌朝8:00 ※地域により異なる
ただし注意点として、この#8000ダイヤルは、【夜間や休日など、一般の医療機関が閉まっている時間帯のみ】の運用となっています。
以下のリンク先に、各都道府県別の実施時間帯が一覧になっていますので、参考にしてみて下さい↓
(リンク)子ども医療電話相談事業(厚生労働省)
児童相談所全国共通ダイヤル189
こちらは、気軽な育児相談をする電話番号ではありませんが、虐待から子どもを救うための大切な番号ですので、参考としてご紹介しておきます。
家庭内で、あるいは近所の家で、『これは虐待かも・・・?』と思われたら、【児童相談所全国共通ダイヤル189】のに相談ができます。
3ケタの189にかけると、近くの児童相談所につながるようになっています。
児童相談所では、虐待のある家庭から子どもを守るために、家庭訪問や、一時保護、そして子どもを家庭に戻す取り組みなどを主に行っています。
虐待は、本来あってはならないものですが、身近で実際に起きている、あるいは疑わしい場合で、『このままでは子どもが危ない』と思われたら、目を背けずに、この共通ダイヤルに通報する勇気を持つことも必要です。
(リンク)児童相談所全国共通ダイヤル(厚生労働省)
まとめ
今回は、育児ノイローゼ・子育ての電話相談窓口についてお伝えしてきました。
改めて、電話相談窓口をまとめると以下のとおりです。
育児ノイローゼ・子育ての電話相談窓口まとめ
●子育て支援センター等、市町村の育児相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル
●森永乳業 エンゼル110番
●明治 赤ちゃん相談室
●子育て・女性健康支援センター(日本助産師会)
●子育てホットライン ママさん110番(日本保育協会)
●よりそいホットライン(社会的包摂サポートセンター)
●いのちの電話(日本いのちの電話連盟)
●子ども医療電話相談#8000(厚生労働省)
●児童相談所全国共通ダイヤル189(厚生労働省)
このように沢山の窓口があります。
もちろん、電話相談のみで必ず解決には至らないかも知れませんが、人と話しをすることで気持ちがきっと楽になります。
電話相談窓口が、育児の心強いパートナーですので迷っている方はまずは気楽に相談してみましょう!
最後までご覧いただき有難うございました。
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今日もあなたにきっと良い事がありますように。