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育児ノイローゼ

育児ノイローゼの改善には夫の協力が不可欠!夫の育児参加のススメ

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妻が育児ノイローゼになると、悲観的になったり攻撃的になったり、夫に食ってかかることもしばしばあります。

どうしても、夫婦喧嘩の種になりがちですよね。

この育児ノイローゼを改善する為には、一番身近なパートナーである夫の協力が不可欠です。

こっちも仕事が忙しくて、これ以上は無理!』そう思われる方も多いかもしれません。

でも、大丈夫です。夫の協力には色々な形があります。

具体的に、夫がどのように対処していけば良いのか、夫が取るべき対応策についてまとめました。

是非参考にして頂き、それぞれの家庭の事情にあった方法を探ってみてはいかがでしょうか。

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育児ノイローゼの改善には夫の協力が不可欠!夫の育児参加のススメ

最初に、一番やってはいけないことをお話しします。

それは、『育児ノイローゼ気味だな、まずいな』と思いながら、『そのうち収まるだろう』と放置することです。

詳しくみてみましょう。

育児ノイローゼは、早めに気づいて、早めに対処することが大切!

育児ノイローゼとは正式には「産後うつ病」と言い、出産後から乳幼児の子育て期間に発症します。

食欲不振や不眠のほか、情緒不安定で涙が止まらなくなったり、逆にイライラで少しのことにも腹を立てたりします。

さらに『子供がかわいいと思えない』『逃げたい』など、子供に対して拒否的な感情が芽生えることもあります。

暴力が見られるなど症状が深刻化している場合、心療内科を受診することも考えますが、早めに対処することで改善する家庭も多いです。

ですから、育児ノイローゼに対しては【早めに気づいて、早めに対処することが大切】と心得ましょう。

夫にできるだけ早く取り組んで欲しいこと

では次に具体的な対応策について、解説していきます。

初級から順番に記載していますので、家庭の事情に合わせて、順番に検討してみて下さい。

▶︎妻の話しをとにかく聞く

男女では脳の仕組みが違う、とよく言われますが、女性は【話しを聞いてもらうと、それだけでスッキリする】傾向があります。

『今日こんなことがあった、あんなことがあった』
『泣きやまなくって!』
『ぜんぜんお昼も食べられなくって!』
など、相手に解決策を求めていないことも多いです。

妻の話しを聞いてあげる時のポイントはこうです。

―妻の話しを聞く際のポイントー

●否定しない
●妻の気持ちに共感する
●「それで何が言いたいの」とオチを求めない
●仕事のストレスで余裕が無ければ、聞き流す(笑)

1番目の「否定しない」の補足になりますが、否定ワードは『いや、〜』『違う』『そうじゃなくて』です。

そして夫も社会で色々なストレスを抱えていて、家に帰ってまで、とりとめの無い話しを聞く余裕が無いかもしれません。

それから男性は理論的に物事を考える傾向があるので、『こうすれば良いんじゃない』と妻に答えを言って話しを打ち切りたくなったりしますね。

そのような場合は、ポイントの4つ目に挙げた「聞き流す」が有効です。

「右から左に流す」「共感したフリをする」とも言います。

一方で、例えば一時保育のことや、自治体サービスのことなど、具体的な対処方法に話しが及ぶ時は、情報収集や金銭面の話し合いなど、是非力になって下さいね。

▶︎妻が1人で過ごす時間を作る

『あなたは自由に外に出られて良いわよね』その行き先が職場であっても、妻はこのように思っています。

たとえ1時間でも構いません。30分からスタートしてみるでも構いません。

【妻が子供と離れて、1人で過ごす時間】を作ってみて下さい。

例えば、美容院。

赤ちゃんを育児中の女性は、髪を切りに行く時間もないとよく言われます。

あるいは、好きなお店での買い物や、マッサージ、カフェでひと休みなど。

行き先は妻の好きな所で良いのですが、重い荷物もベビーカーもなく、小さなバッグだけで身軽に出かけられると、心まで軽くなるはずです。

妻が1人で出かけている間、夫が子守りをできれば良いのですが、どうしても難しい場合は、【一時保育やベビーシッターなどの外部サポートの利用】も検討しましょう。

さて、ここで注意点です。

妻が帰って来た時に、家の中があまりにも荒れていて、その上『面倒は見たから、あとよろしく!』だと結局妻の負担が増え、発狂してしまいます。

不慣れなことも多いでしょうが、必要最小限のことだけでなく、片付けなど可能な事はできるだけやっておいてあげると、妻はそれに気づいて喜んでくれるはずです。

仕事など夫の状況に応じて、徐々に取り組んで欲しいこと

続いて、中級〜上級編にいきます。

▶︎子供と一緒に遊ぶ、世話をする

【夫が子供と一緒に遊んでくれると、妻は効率的に家事をこなすことができる】ので、大変助かります。

それから、オムツ替えなどの基本的な世話ですが、中でも特に助かるのが【子供とのお風呂・赤ちゃんの沐浴】です。

お風呂や沐浴は、全てをやらなくても、その時間にいてくれるだけで、かなり助かるはずです。
(洗う係、拭いて着せる係など分担できますし、トラブルの際にも助かります)

しかし、ここで問題になるのが、『ママがいい〜!!』と(訴えているのかは定かではありませんが)赤ちゃんに泣かれてしまうことですね。

主に0歳〜1歳の赤ちゃんに多いようです。

こればっかりは、相手が赤ちゃんですので難しいのですが、【諦めずに繰り返し、少しずつ赤ちゃんと接点を持っていく】しか無いようです。

『しょうがないな』と妻が出て来て、夫が尻込みしてしまっては、夫の出番が無くなってしまいますからね。

心構えとしては、赤ちゃんが泣いて心を閉ざしているように思えても、こちらは心をオープンにし、赤ちゃんと心をシンクロする気持ちで、少しずつ接してみてはいかがでしょうか。

ちなみに筆者も、子供がまだ赤ちゃんだった時、抱っこしても泣き止まず、ばあばが抱っこすると泣き止むので、相当な自信喪失でしたよ。
(ちなみに筆者は女性つまりママです)

▶︎家事を分担する

これまで夫婦がどのように家事を分担していたかにもよりますが、この機会に分担を見直すことも必要かもしれません。

3大家事と言えば、炊事・洗濯・掃除ですが、家事はそれ以外にも色々あります。

例えば、【買い出し。】

『今から帰るけど、何か買っていくものある?』と帰る連絡を兼ねて聞いてみるのも良いですね。

これまであまりやったことがない家事でも、今は【動画サイトで家事のやり方を検索して観ることも出来ます】ので、活用してみてはいかがでしょうか。

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夫の長時間労働により、ワンオペ育児となっている家庭の対応策

妻が育児ノイローゼになる原因の一つに、ワンオペ育児というものがあります。

ワンオペ育児とは、ワンオペレーション、つまり妻が1人で育児の全てを担っている状況のことを言います。

夫が長時間労働をしている、あるいは単身赴任をしている場合もあり得ますね。

そのような場合、特に対応が難しい面がありますので、対応策について、以下にまとめました。

▶︎妻と積極的にコミュニケーションをとる

つまりは前述の【妻の話しをとにかく聞く】と同じです。

夜遅くに帰宅してから話しを聞くのも大変ですが、これが妻の大きな支えになることは間違いありません。

また、お昼休みや、移動時間を工夫すれば、スマホでやり取りできる時間を取れるかもしれません。

単身赴任の場合も、テレビ電話・メール・LINEなど、あらゆるコミュニケーションツールを駆使しましょう。

▶︎子育てを全部1人がやる、と言う考えを捨てる

『夫はいないから、この子は私が1人で面倒みなければ』といった考えには無理があります。

基本的に子育ては1人でするものではなく、夫婦で協力するものであり、また周囲のサポートも必要なのです。

『私が1人で頑張らなければ』から『周りにどうやって甘えようか』と考えを転換しましょう。

▶︎一度は職場に話し、理解を求める

職場が「男は仕事、女は家庭」という価値観だと、家庭のことを持ち出すのも難しいのが現実ですね。

それでもやはり一度は、【職場で上司や同僚、チームメンバー等に状況を話し、理解を求める】ことも必要ではないでしょうか。

妻が育児ノイローゼという事態なのですから、これまでと全く同じように就業できなくても、一定の理解を得られることもあるかもしれません。

また、夫自身が、【週に1回仕事を早めに切り上げる】【いつもより30分早く切り上げる】など、少し時間を意識するだけでも、妻はかなり助かるはずですよ。

▶︎周囲の力をいかにして取り込むかを考える

【子育ての手を増やす為のあらゆる方法を考えます。】

―周囲の子育てサポート例―

●祖父母・兄弟姉妹などの親族
●自治体が運営する、市民同士の一時預かり事業
●保育園が実施する一時保育
●民間のベビーシッター

また、子育てサポートだけでなく、【家事代行を利用する】という手もあります。

「家事代行」で検索して、お住まいの地域で利用できるサービスがあるか調べることができます。

これは子供の世話というよりも、あくまでも家事の代行ではありますが、妻の負担軽減になりますし、人と話せるという観点からも有効になります。

▶︎夜遅くてもできることがあります

前述の、【周囲の子育てサポートについての情報収集】【子育て相談イベントや育児アイテムの情報収集】、そして【通販での購入】など、夜遅くからでもできる事は色々あります。

特に、お金のかかる事は妻も無意識に遠慮していることもあるかもしれません。

そんな時は夫の側から積極的に調べて、提案してみてはいかがでしょうか。

夫が子育てをすると、どんなメリットがある?

夫も仕事をしながら子育てもするとなると、大変そうでゲンナリしてしまうかもしれません。

しかし子育ては確かに大変ですが、かけがえのないメリットもあります。

▶︎メリット①子供の成長に立ち会える

赤ちゃんの成長は目まぐるしいものです。

寝返り、つかまり立ちなどの時期は本当に一瞬です。

【子育てに携わっていると、子供が成長していく光景を目にする機会が増えます。】

これは、日頃の疲れも吹っ飛ぶ、大きな喜びと言えます。

▶︎メリット②人生の幅が広がる

子育てで得られる価値観は、仕事で得られるそれとは全く違ったものです。

【周囲で子育てする人の苦労も理解できるようになり、人生の幅がぐっと広がります。】

▶︎メリット③夫婦の信頼関係が深まる

子育ての大変な時期を夫婦で協力して乗り越えたという経験は、【その後の夫婦の信頼関係につながります。】

夫婦の愛が深まるとも言われています。

逆に言うと、ここで上手く夫婦の協力体制を築けなかった場合、妻に何らかのしこりが残ってしまうということです。

例えばその後、夫だって仕事でうつ病を発症することも無いとは言い切れません。

そんな時、妻にサポートしてもらいたくても、妻はどのような対応をするでしょうか・・・想像に難くありませんね。

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そもそも子育てって何がそんなに大変なのか。仕事だって大変なのに!

そもそも子育てとは、何がそんなに大変なのでしょうか。

外で仕事をする方が大変だとも思いませんか。

そこで子育てと仕事の大変さはどんな風に違うのか、考察してみました。

▶︎24時間営業で、常に神経を使っている

子育て、特に赤ちゃん期の育児は【24時間営業】と言っても過言ではありません。

そして大切な命を預かっている為、突発的なトラブルにも対応できるよう【常に神経を使っています。】

これらが、心身の大きな負担になってくるのです。

▶︎オンとオフの切り替えが出来ない

前項と似ていますが、赤ちゃん期の育児に、【仕事のようなオン・オフは無く、休日も無い】ということです。

赤ちゃんが寝ている間もたまった家事をこなしたり、自分の睡眠も確保しなければなりません。
極端な話し、お風呂すらリラックスどころかグッタリ、トイレもゆっくりできないのです。

▶︎赤ちゃんに振り回される

【自分のペースで物事を進めることができず、赤ちゃんに振り回されっぱなしです。】

毎日のように新しいトラブルに直面し、対処して一息つく間も無く、新しいトラブル発生の連続です。

『ここまでやったら終わりだー!』という、終わりも見えないのです。

▶︎仕事には仕事の大変さがある

上の3つでは、子育て特有の大変さについて取り上げましたが、もちろん仕事には仕事の大変さがあります。

まずは【人間関係。】

社会で組織の一員であるからには、苦手な人とも付き合っていかなければなりません。

上司に理不尽な扱いを受けたり、上に立ったら立ったで部下とのやり取りも難しいものです。

それから、【結果が求められるプレッシャー。】

結果を出して、「同僚に勝ち」「評価を受け」果ては【給料を稼がなければいけない】プレッシャーとも言えます。

さらに、都市部の【通勤ラッシュ】も大変ですね。

あれは毎日朝から相当なストレスになるはずです。

現在、精神疾患による労災認定の件数が、増加傾向にあると言われています。

それだけ過酷なストレス社会において、仕事と子育てを何とか両立しようと取り組んでいるあなたは、本当に頑張っているのだと思います。

その昔、妻が全部子育てを担っていた時代に育児ノイローゼは無かったのか

昭和の高度成長期に、サラリーマンとして就業する男性が増え、それと同時に専業主婦になる女性が一般化しました。

そこで、「子育て→母親がするもの」という図式が出来上がったようです。

ところで女性が専業主婦であることが主流だった時代、育児ノイローゼは無かったのでしょうか?

その答えは・・・【ありました。】

調べてみると、1980年代に「育児ノイローゼ」が社会問題化したとされています。

育児ノイローゼは今に始まったことでは無いのですね。

その当時は「大家族→小家族化」したことで、妻の孤立が生まれたとされています。

現在も、さらに【核家族化が進み、近隣同士も閉鎖的になり、周囲で手を取り合うことが難しい時代】になりました。

その為、【夫婦の協力だけでなく、行政の子育てサポートの重要性も一層増している】というわけなのです。

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まとめ

今回は、育児ノイローゼを改善する為に、夫にできる対応策についてお伝えしてきました。

まとめると以下のとおりです。

まとめ

●育児ノイローゼは早めに対処し放置しない
●対応策①妻の話しをとにかく聞く
●対応策②妻が1人で過ごす時間を作る
●対応策③子供と一緒に遊ぶ、世話をする
●対応策④家事を分担する
●ワンオペ育児対応策①妻と積極的にコミュニケーションをとる
●ワンオペ育児対応策②子育てを全部1人がやる、と言う考えを捨てる
●ワンオペ育児対応策③一度は職場に話し、理解を求める
●ワンオペ育児対応策④周囲の力をいかにして取り込むかを考える
●ワンオペ育児対応策⑤夜遅くてもできることがあります
●夫が子育てするメリット①子供の成長に立ち会える
●夫が子育てするメリット②人生の幅が広がる
●夫が子育てするメリット③夫婦の信頼関係が深まる
●子育てには子育て、仕事には仕事の大変さがある
●育児ノイローゼは昔から存在する

歴史をひも解いて見ると、子育ては妻1人でするものでも夫婦2人だけでするものでもなく、もっと大人数でするものと考えるべきなのかもしれません。

まずは夫婦で話し合い、お互いの大変さを理解した上で、周囲に甘え、助けてもらう方法を見出すことができると良いですね。

最後までご覧いただき有難うございました。
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今日もあなたにきっと良い事がありますように。

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