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北海道の公園・お花見

桜の名所|北海道松前公園の特徴とお花見におススメの最適な時期はいつ?

更新日:

松前城の桜

北海道のお花見スポットの記事を書き始めて、今回で4回目となります。

北海道のお花見が大変個性的であることはもう伝わっているかと思いますが、

今回も特徴的なお花見スポット、北海道「松前公園」をご紹介します。

ぜひ、最後までお読みください!

ゆり
今回は「桜の名所|北海道松前公園の特徴とお花見におススメの最適な時期はいつ?」をご紹介します。
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桜の名所|北海道松前公園編の特徴とお花見におススメの最適な時期はいつ?

まずは松前公園の桜の開花時期から調べていきましょう。

松前公園の桜の開花時期は?

松前公園は道南に位置していますが、桜の開花時期は札幌とほぼ同じで、

例年4月下旬のゴールデンウィーク時期に開花します。

天候にもよりますが、毎年札幌よりも2~3日早い印象です。

松前公園の特徴は、桜の開花期間が長いことです。

通常、桜の開花期間は1~2週間ですが、

松前公園では1~2ヶ月もの間、桜の花を楽しむことができます。

それは、約250品種もの桜が早咲き、中咲き、遅咲きというように

異なった時期に開花することによります。

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松前公園とは?

松前公園は、札幌の南西約810kmの位置にある城跡公園です。

■松前公園近辺図

20平方キロメートルという、東京都港区とほぼ同じ広さの敷地内には、

松前城、寺町、松前藩屋敷などの史跡や社寺が点在しています。

 

桜の名所として全国的に有名で、

さくらの名所100選」にも選ばれていることから、

毎年、約20万人もの花見客が訪れます。

 

松前町発祥の貴重な松前系品種を含む約250種類、約1万本もの

桜が植えられており、「お城と桜」という

北海道では珍しい組み合わせの絶景を楽しむことができます。

 

また、毎年桜の開花時期に合わせて「松前さくらまつり」が開催されており、

実に様々なイベントが行われます。

松前さくら松釣り

出典:http://file.asobube.com/feature/tokusyuu.html

開催期間が長いため、以下の内容はそのごく一部です。

松前さくらまつり催し物

・桜のライトアップ(日没から20時半)

・武者軍団パレード

・松前物産フェア

・郷土芸能の披露

・山車巡行

・移動動物園

・ふわふわ広場

・段ボール迷路

ちなみに、今年の松前さくらまつりは
2019年4月27日(土)~5月15日(水)の開催予定となっています。

 

更に、桜以外の花も多く、梅(4月下旬)、椿(4~5月)、ツツジ(5月下旬)、

牡丹(6月中旬)、藤(6月下旬)、バラ(7~9月)、あじさい(7月下旬)と、

春から秋にかけて続々と花が咲いていきます。

8月下旬には「松前あじさいまつり」も開催されます。

◆松前公園

北海道松前郡松前町松城

0139-42-2275 (松前町商工観光課)

○入園料 無料

○トイレ 5か所(身障者専用トイレあり)

○駐車場 無料 (1,000台)

※ただし、松前さくらまつり期間中は有料(500円)

○アクセス

〇自家用車:函館から2時間ほど
      札幌から6~7時間ほど

〇交通機関:・JR函館駅→木古内駅(JR函館本線) 約60分

〇木古内駅→松城(バス) 約1時間半

〇徒歩 約3分

松前城の再建

松前公園のシンボルである松前城ですが、日本最北かつ北海道唯一かつ
国内最後の日本式城郭(お城)です。

■松前公園マップ
松前公園マップ

元は松前氏が蝦夷地支配の拠点に設けた陣屋でしたが、

幕府が北方警備を目的に改築を命じました。

そうして1854年に完成したのが松前城(福山城)です。

津軽海峡に向けて雛壇式に築城され、随所に寒冷な北海道の気候に耐える工夫が

盛り込まれましたが、城の山側への構えはとても脆かったといわれています。

その弱点に気付いた旧幕府軍の土方歳三(元新選組)は、

1868年11月5日、旧幕府軍約700名を率いて松前城を攻撃した際、

わずか数時間で落城させました。

翌年、政権の降伏により、松前城は松前氏の元へ戻りますが、

1871年の廃藩置県で明治政府の領有となり、1875年には天守など本丸以外の

ほとんどの建築物が取り壊されました。

その後、取り壊しを逃れた天守、本丸御門、本丸御門東塀は

国宝(現在の「重要文化財」相当)に指定(1941年)されますが、

更に天守と本丸御門東塀を火事で焼失(1949年)してしまいます。

 

ここまで不運だと、松前城がかわいそうになってきますね。

1959年からは鉄筋コンクリートでの再建工事が開始され、1961年に完成。

式典には松前氏の子孫も来町し、松前の旧城下町で大名行列が行われました。

更に、2001年には北海道遺産に選定されています。

 

現在、再建から50年以上が経過した松前城は、老朽化と耐震性の問題から

改修が検討されていましたが、2018年12月、天守を本来の木造で復元する

方針が決まりました。

整備には最短で16年、約30億円がかかる見込みで、道の補助が必要になります。

復元が始まったら、16年もの間松前城が見られないというのは残念ですが、

江戸末期の本来の姿の松前城が見られるのはとても楽しみですね。

松前公園のお花見ジンギスカン

松前さくらまつりでは、開催最終日に遅咲きの桜「関山」を見ながら
ジンギスカンを食べられる「大観桜会」が開催されます。

ジンギスカンセット1人前、ござ、七輪セットが用意されるのですが、

チケット制を取り入れており、1枚1,500円で販売されます。

更に、イベント中は音楽や郷土芸能が披露されます。

手ぶらで桜と音楽とジンギスカンを同時に楽しめるなんて、

素敵なイベントですね!

 

松前公園でも、桜の下でジンギスカンが楽しめます。

デリバリージンギスカン(ジンギスカンの材料・道具一式を

配達してくれるサービス)が松前公園に対応していないかも

調べたのですが、確認できませんでした。

やはり、松前は函館から離れているため、難しいようです。

 

松前公園でジンギスカンを楽しみたい方は、自前で用意をするか、

大観桜会に参加しましょう。

では、そろそろまとめていきましょう。

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まとめ

今回は、北海道の桜の名所「松前公園」についてご紹介しました。

ポイントをまとめると、以下のようになります。

まとめ

★松前公園の桜は、早咲きから遅咲きまでが揃っているので、
4月下旬から2ヶ月もの間、お花見を楽しむことができる。

★函館から車で2時間ほどの松前公園では、毎年松前さくらまつりが
開催されており、期間中はとてもにぎわう。

★松前公園には北海道唯一のお城、松前城があり、「お城と桜」という絶景が楽しめる。

★松前公園では、桜以外にも春から秋にかけて様々な花が咲いている。

★江戸時代末期に建てられた松前城は、旧幕府軍の攻撃、取り壊し、火事を
経験し、現在は鉄筋コンクリートに建て替えられているが、木造に復元する方針が決まった。

★松前公園ではジンギスカンをしながらお花見を楽しむことができる。

もし復元工事が始まってしまったら、しばらくお城が
見られなくなることを考えると、『いつか』とも言っていられないですよね。

資金の見通しのこともあるので、復元工事が始まるのはすぐではないと思いますが、

早めに見に行っておいたほうがよさそうです!

もちろんお花見の時期に、桜の下でジンギスカンを食べながら。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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