家計を預かる主婦にとって、「節約」は大きなテーマですね。
日頃、何とな〜くお金を使ってしまっていると、いざという時に大変！
子供の将来の教育費や、マイホーム購入、
それから「洗濯機が壊れた！」などの
急な出費の時に困らないよう、
日々の暮らしでコツコツ節約して、
計画的に貯金をしておきたいですよね。
さらに、節約で無駄使いを減らす代わりに
ドドーンと海外旅行なんて行けたら最高です！
では賢い主婦はどんな風に節約して、
貯金をしているのでしょうか、
ポイントを見ていきたいと思います。
コンテンツ
家計の節約術｜賢い主婦の節約貯金術
では、筆者もよくやってしまった節約の失敗談から見ていきます。
節約しているはずが、貯金できない「節約あるある」
節約は、既に多くの皆さんが取り組んでいますよね。
取り組んでいそうな事
- 安いスーパーで、特売品を狙ってお買い物
- 日用品も、セールの時にまとめ買い
- 車や電車はなるべく控えて徒歩か自転車
- 洋服はショッピングセンターのセールを狙う
などなど。
一見、順調に節約が進みそうな反面、
これまた多いのが、
筆者も共感する「節約あるある」の失敗談。
失敗談の例
- スーパーをはしごしたら結局高くついた
- 一駅歩いたのに、アイスを食べちゃった
- まとめて買っておいたお菓子、全部食べちゃった
- せっかく安く買ったのに、消費期限切れ！
などなど。
『せっかく節約したのに〜〜』トホホ状態です。
それだけでなく、何ヶ月もガマンを続けて節約をし、
少しずつ成果が出ていたのにも関わらず、
知らず知らずのうちにストレスがたまって、
ドバッとお金を使ってしまって大赤字！
なんてことも・・・！
これこそが「節約リバウンド」です。
人間の心理というのは、そう簡単に節約を成功させてはくれないようです（笑）
これらの「節約あるある」は、
冷静になって考えると、視点が
「すぐ目の前の節約」
「目の前のオトク」
に向けられているものが多いと筆者は考えています。
家計の整理整頓ができるかどうか、これに尽きる
前述の、「一駅歩いたのに、アイスを食べちゃった」
を例にすると、一駅歩いたことで、
交通費は確実に一駅分節約になっていますので、
決して無駄なことではありません。
そして、歩いているうちに暑くなってきて、
アイスを買い食いしてまったということですが、
いくら節約中でも、アイス位、食べたいですよね。
ポイントは、電車代↔︎アイス代で比べるのでは無く、
電車代→交通費の予算、
アイス代→食費（またはお小遣い）の予算、
それぞれの予算の収まりを考えるということです。
その為には当然ですが、事前に
【月の予算（費目により年間の予算）を決めておく】
必要があります。
節約を成功させるカギは、
【予算を決め→実行し→予算を見直し→また実行】
するということなのです。
家の中を片付けて整理整頓するのと同じように、
毎月のお金も予算を立てて整理整頓してあげると、
無駄遣いが減って節約の効果が出てくるはずです。
家計簿アプリ「Zaim」の自動予算を使ってみました
（公式リンク）「日本最大級！無料の家計簿アプリ・レシート家計簿Zaim」
家計の予算を決めることが大事だとしても、
『どんな風に予算立てしたら良いの？』
と思われる方もいらっしゃいますよね。
ここでは家計の予算決めに便利な家計簿アプリ
「Zaim」をご紹介します。
このアプリは、家族の基本情報を入力することで、
カテゴリ（費目）ごとの予算を、
何と自動で割り当ててくれるのです！
実際に使ってみました。
※初めて、アプリを起動すると、自動的に家族の基本情報など入力する導入画面になりますが、ここでは通常のホーム画面から説明します。
まず、
ホームの右上のネジのようなマークをタップすると、「設定」画面になりますので、
そこで「バランス診断」を選択します。
▶︎ステップ1：世帯収入の入力
ここは、とりあえず大体の金額で良いです。
▶︎ステップ2：家族構成の入力
家族の基本情報を1人1人登録していきます。
それぞれの手取り収入もここで入力します。
入力が終わったら、
「世帯年収」のところが合っているか、確認します。
▶︎ステップ3：住まい関連の費用
住宅ローン関係は金額が大きいため、
ここであらかじめ設定するようになっています。
ここまでやって、「この条件で診断！」とすると、
ジャジャーン！
診断結果です。
カテゴリ毎の予算や、合計金額が出てきました。
とりあえず、「この値を月の予算に設定」です！
ですが当然、
『ここはこう変えたい』というのが出てきますね。
その場合は、設定画面に再度戻って、「月の予算」を選択すると、以下の画面になります。
設定した予算が一覧となっていますので、
『うちは食費は50,000円を目標にしたい！』
という場合は、ここで変更が可能です。
守りの節約から、攻めの節約へ
家計の予算を決めることで、
あなたの節約スタイルは、「守り」から徐々に「攻め」に転じてくるに違いありません。
守りの節約とは、
日々降り注ぐ出費の雨から、
必死に財布を抱きしめて守っているイメージです。
攻めの節約とは、
財布の中のお金に肩書きを付け、
自分が司令塔となってお金をコントロールするイメージです。
毎日お財布を抱きしめて、常にケチケチし続けると、
いつかは疲れてしまいますよね。
節約するポイントを見極めて、
【使う時は使う、おさえる時はおさえる】
といったコントロールができるようになると、
節約が楽しくなってくるはずです。
また、攻めの節約には、
節約して貯めたお金にも働いてもらうという、
投資の意味もあると筆者は考えています。
投資については、また機会があれば、
別ページでお伝えしていきたいと思います。
買い物好きのあなたに伝えたい2つのこと
ところで、よく女性は買い物が好き、
買い物時間が長いなどと言われますね。
買い物することが、
周囲とのコミュニケーションになったり、
日々のストレス発散になったり、
あれこれ選ぶのがワクワクしたりと、
良い面も沢山ありますが、その反面、
買い物好きな方は、買い物の回数が増え、
予算オーバーになりやすい傾向があります。
解決策として一言、
『買い物を控えましょう』
と口で言うのは簡単ですが、
実行するとなるとなかなか難しいですよね。
そんな場合は以下の2つのポイントを
意識してみてはいかがでしょうか。
オシャレの為の洋服は、時間をおく
『カワイイ！そしてセールになってる！』
こんな感じでピーンと来る時、ありますよね。
さらにタイムセール中だったり
『人気なので、すぐ無くなっちゃいますよー』
など、お店も本当に売り方が上手です。
さらにさらに、「2点以上で10%OFF！」
2点買った方がおトクだから、つい2点選んでしまう。
しかし、そこでちょっと立ち止まって下さい。
そして、じっくり考えることをオススメします。
考えるポイント
- 似たような服がクローゼットの奥にないか
- 手持ちの服とコーディネートしやすいか
- どんなシーンで着るのか
- 本当に2点も買う必要があるのか
できれば1日置いて、次の日結論を出す位が、
冷静になりきれるので良いのですが、
距離や時間の関係で無理なのであれば、
その場を一旦離れて、
他をぐるっと回りながら考えるだけでも違います。
▶︎食料品や日用品のストックはほどほどに
筆者はボトルガムを愛用しています。
ひと昔前までは見かけなかった、
お徳用サイズのボトルにガムが沢山入った、
あれです。
安い時にポンポンっと買って、
車に置いたりデスクに置いたりしているのですが、
あれがあると、ガムをまあ〜食べること食べること。
車に乗るたびに口にポン、
同乗者にもポン、ポン、
気前が良くなると、何かのお礼に、と言ってボトルごとプレゼント。
そんな時に出るセリフは
『まだまだいっぱいあるから！』
そうなんです、人間というものは、
ストックが沢山あると、消費のスピードを早くしてしまう生き物なのです！
食料品や日用品を、安い時にまとめ買いするのは、
節約の為にはもちろん大切です。
ただし、それは
【無理なく食べきれそうな分】
【整然と収納しておけるだけの分】
にとどめる必要があります。
おトクだから、今のうちに！を一歩立ち止まって、
そこまで必要か、ストックが多くなりすぎないかを
考えてみては、いかがでしょうか。
交際費も予算を決めて、ほどほどに
飲み会、ママ会などの交際費は、
人によりまちまちかとは思いますが、特に社交的だったり、
誘われやすい人気者だったりすると、
交際費はかさみやすいです。
ここでのポイントは、
スバリ【全てに参加しなくてもOK！】
交際費は、
コミュニケーションでストレスが発散できたり、
新しい情報交換ができたり、
勉強をさせてもらえたり、
これからのあなたの人生を豊かにしてくれる、
いわば玉手箱のような費目です。
限られた予算の中ではありますが、
最大限上手に活用していければ、
きっと、ケチケチばかりではない、
攻めの節約を実感できるはずです。
お金を使うことは悪ではない
さてここまで、
お金は予算を立てて整理整頓してあげると、
コントロールしやすくなり、
攻めの節約に転換できるとお伝えしてきました。
コントロールができていないと、
どうしても、目の前の出費だけを見て、
「全てにケチケチ」したくなってしまいます。
ケチが悪いことだとは思いません。
お金持ちもズバリ、ケチだと言われています。
ですが、
【ケチるところと、使うところのメリハリをつける】
ことこそが、賢い節約貯金術なのです。
お金は使うべきところで上手に使うことで、
初めて生きてきます。
あなたの大事な家族の幸せの為に、
期待以上の役割を果たしてくれることでしょう。
まとめ
今回は、家計を預かる主婦の賢い節約貯金術についてお伝えしてきました。
まとめると以下のとおりです。
まとめ
- 目先のおトクだけで節約していると貯金できない
- 家計の整理整頓ができるかどうか、これに尽きる
- 家計簿アプリ「Zaim」の自動予算の機能が便利
- 家計の予算を決めて、「守り」から「攻め」の節約に切り替えよう
- オシャレの為の洋服は、時間をおいて買い物しよう
- 食料品や日用品のストックはほどほどにしよう
- 交際費も予算を決めて、ほどほどに楽しもう
- お金を使うことは悪ではない
主婦向けの雑誌などでも、
毎回のように取り上げられている、
節約術や、家計やりくり術。
それだけ多くの人を惹きつけるのは、
小手先のコツだけではうまくいかない、
奥の深い問題だからなのかもしれません。
今回は、節約貯金術のファーストステップ的な「予算」についてお伝えしてきましたが、
これからも引き続き、節約術について、
いろいろな観点からお伝えしていきたいと思います。
家計に悩むみなさんのお役に立てれば嬉しいです♪
最後までご覧いただき有難うございました。
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今日もあなたにきっと良い事がありますように。