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育児ノイローゼは市販の薬では解決出来ない!?専門医に相談すべき理由を解説

更新日:

育児ノイローゼの市販薬

筆者:精神科専門医 岡田夕子

自分は育児ノイローゼかもしれない・・・』そう思ったことはありませんか?

もしくは、『この間子供を産んだあの子、育児ノイローゼになっているかも・・・』と心配している友人はいませんか?

育児ノイローゼの危険性に気づいた時に、まず真っ先に浮かぶのは「ドラッグストアで何か手に入らないかしら!?」ということではないでしょうか。

育児ノイローゼは市販の薬では解決が難しくそんな方には是非、この先の説明を読んで、専門家に相談して欲しいと思います。

是非、最後までご覧ください。

ゆり
今回は「育児ノイローゼは市販の薬では解決出来ない!?専門医に相談すべき理由」をご紹介します。
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育児ノイローゼは市販の薬では解決出来ない!?専門医に相談すべき理由

さて、それでは早速、なぜ「育児ノイローゼは市販の薬では解決が難しい」のか説明していきます。

育児ノイローゼの症状

育児ノイローゼに悩む女性

育児ノイローゼの症状はいろいろあります。

解説サイトはたくさんありますが、『これは当てはまらないから違うかもしれない』と思っていませんか?

そんなことはありません。

育児ノイローゼの根本的な原因は、分かっていないのです。

ホルモンのバランスが原因、育児のストレスが原因・・・いろいろな説がありますが、確定したものはありません。

原因がわからないということは、症状で考えていくしかないのですが、何が起こってもおかしくないのが、育児ノイローゼだと思っていてください。

例えば、育児ノイローゼの症状を下に書いてみます。

育児ノイローゼの症状

① 妙にイライラする
② 子どもを見ていてもかわいいと思えない
③ 普段通り帰宅した旦那に妙に腹がたつ
④ 夜泣きがあるとはいえ睡眠不足がひどすぎる

妊娠、出産前の自分と比べて、少しでも違和感があれば、それは育児ノイローゼかもしれないのです。

また実は、男性にも育児ノイローゼがあります。

旦那さんがおかしいかも、と思った時にも、育児ノイローゼの可能性があることを覚えておいてください。

自分が『育児ノイローゼかもしれない』と思った時は以下の記事を参考に自己チェックを行ってみてください。

育児ノイローゼのチェックリストで自己診断!こんな症状は育児ノイローゼかも?

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育児ノイローゼに薬はあるの?

育児ノイローゼの解決方法は、最初は薬ではありません。

お母さんがしんどくなってしまった状況がなんとかならないか、考えることが必要です。

自分で自分のことを責めてはいけません。育児ノイローゼは誰が悪いわけでもないのです。

お金がなくても、出来ることがあります。

保健所に電話して、育児担当の保健師さんに「今、とてもしんどいんです」「気持ちがとてもつらいんです」と伝えてみましょう。

保健師さんは(いつでもというわけにはいきませんが)、自宅まで来てくれて、子育ての相談に乗ってくれたり、赤ちゃんの体重を測ってくれたりします。

そうやって話をするだけでも、楽になる人はたくさんいます。

いろいろな手を尽くしてもどうしても気持ちが晴れていかない、そんな時こそ薬の出番です。

お薬は何種類もあります。きっとあなたに合う薬が見つかります。

決して、育児ノイローゼ=薬、ではないことは理解してくださいね。

そして、育児ノイローゼごときで薬に頼るなんて・・・と責めてはいけません。

2019年3月、液体ミルクの発売に伴って、厚生労働省が指針を更新しました。

子どもを育てるのに、母乳でもミルクでもその後の免疫力に違いは生まれない」というものです。

日本は母乳をあげてこそ、みたいな雰囲気がありますよね。周囲からもプレッシャーを感じることがあるかと思います。

でも、そんな過去の間違った知識にとらわれなくても大丈夫です。

育児ノイローゼではなくても、いろいろな事情で子どもに母乳をあげられない人はたくさんいます。

お薬を使わなくてはいけないくらい、あなたの育児ノイローゼがつらい状態なのです。

お母さんが精神的に落ち着いていることが、何より一番大事なのです。

だからお薬に頼ることは悪いことではありません。

お薬に頼ることを責める人がいたら、その時はいったんそういう人から逃げましょう

理解してくれる人は、必ずどこかにいるはずです。

育児ノイローゼの薬は、市販されてる?ドラッグストアで買えないの?

市販の薬といえば、やっぱりドラッグストアが一番最初に思い浮かびますよね。

残念ながら、ドラッグストアで買える育児ノイローゼの市販の薬はありません

また、妊娠中、授乳中には基本的に市販のお薬はおすすめできません。

なぜ市販されていないのか、市販の薬を買わないほうがいいのか、理由は以下の通りです。

市販の薬をお勧めしない理由

① 妊娠中は赤ちゃんとつながっているので、お薬が赤ちゃんまで行って悪影響がある場合があります。
② 授乳中は、母乳に薬の成分が移ってしまって、母乳を飲むことで赤ちゃんが薬を飲んでしまうことがあります。
③ 授乳をしないと決めても、母乳は自分では止められません。そうするとおっぱいが張ってきたり、乳腺炎を起こしたりする可能性があります。

この3つの理由のために、市販の薬はおすすめできないのです。

漢方薬だから大丈夫、と自分で判断してしまうのは危ないので、絶対に専門家に相談しましょう。

市販の薬を飲む前に、まずは専門家に相談!です。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は育児ノイローゼは市販の薬では解決できないので専門医に相談すべき理由をご紹介しました。

大事な事は以下の通りです。

まとめ

育児ノイローゼは原因の解決が必要である事。

電話相談などでも楽になれる人が多いので是非活用してみたい事。

育児ノイローゼでお薬を飲みたいと思っても、市販のお薬は買わない事。

お薬を飲む場合は専門医に相談を受ける事。

以上お伝えしたい内容です。

自分が飲むお薬が、赤ちゃんに影響してしまうかもしれない。

その間だけ授乳をやめておこう』と思っても母乳はその間だけ器用に止めることはできません。

育児ノイローゼかもしれないと感じたら、市販の薬を買うよりも、ぜひとも専門家に相談してください。

最後までご覧いただき有難うございました。
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今日もあなたにきっと良い事がありますように。

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